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お正月特番[戦国のへ~ほ~・素朴な疑問を解決]で放映

番組内では戦国時代の合戦をリアルに再現し検証する「ガチ甲冑合戦」として、その様子が紹介され、横山総師範が「槍は叩くもの」の実演と検証をしました。

インタビュー

実際「槍は叩いて叩いて突く」が正しいのですが、突くだけではなくシナリを利用して叩くということの比喩的表現として昔から云われている教えです。

叩く叩く突く

番組では当時の槍の再現と実験、検証を横山師範が行いました。木人を制作し、鉄の胴具足をかぶせて具足の胸板を叩くというもの。
具足は0,5mmの鋼板2枚を合わせて1mmにし、厚紙を何重にも張り塗料で固めたもの。
通常の足軽具足や一般武将の具足を想定しています。
槍の柄は長さ3メートル。心材に堅い木材を入れて、周囲を薄くはいだ竹を張り合わせたもの。シナリと強度があります。穂先は法的な問題を考慮して、鉄パイプを使用。
この槍で叩くと胸板が大きく凹み「肋骨骨折」を起こす程度のダメージがありました。ちなみにこの具足を完全に固定して、本物の槍で突いたら2cm程度しか貫通しません。

木人具足叩き

「ガチ甲冑合戦」は戦国時代の武術や戦法などリアルな戦いを実践し研究していると、NHK大河・真田丸の時代考証をなさった黒田教授や番組の皆さんからは、高評価をいただきました。 番組中でも黒田教授は、「自分たちの研究にとって役立つ」といった内容のコメントをしていらっしゃいました。

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